般若心経の写経テキスト

般若心経」は悟りの智慧である「空」が説かれた経典として、比較的短い内容であることから多くの宗旨宗派で唱えられている経典です。

読経として日常的に唱えられ、また書き写す写経としてもよく利用されています。

釈迦の悟りの内容については釈迦の在世当時は弟子に対して口伝と言いまして、口伝えで説かれており、弟子たちは釈迦の教えを一言も聞き漏らさないように聞いていたのです。

そういう意味では記憶力が抜群の弟子が居て、釈迦の説法を次々と記憶していたのですが、弟子たちは時に集まって自分たちが聞いた説法が正しく記憶されているかを議論したそうです。

今の時代のようにコピー機や印刷機などが無かったのですから、記憶力だけが頼りだったのです。

口伝で説法が伝えられた期間はかなり長かったものの、やがては紙に記録する方法が普及したと同時に経典の編纂が始まったのです。

釈迦の説法は様々な経典を生み出し、その経典を世に広めていくために多くの人が関わって経典を書き写す「写経」が大切な役割を担っていたのです。

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