付喪神

物に感謝もせずにポイポイと簡単に捨てていませんか?

捨てる事を当たり前だと思っていませんか?

一生懸命にご主人様にお仕えしたにも関わらず感謝もされずに捨てられて惨めな姿を晒す古道具たちが魂を持って人間に反乱するのが付喪神(つくもがみ)なのです。

室町時代に編纂された「付喪神記」によりますと感謝もされずに捨てられて妖怪になった姿は茶釜や扇子、箒などの形が変化した物や人、或いは動物の姿などになって暴れまわります。

真ん中上の一つ目小僧の妖怪は何だと思いますか?

これはしゃもじの妖怪で、手に持ってるのは茶碗に盛ったご飯です。

付喪神は九十九(つくも)神とも書きますが、九十九は百に一つ足らない数字であり、百はとても長い間を意味するので、一説によりますと道具は百年使えば神になるということでもあります。

この物語の最後には妖怪たちも真言密教に教化されて仏になるのですが、心のない物でも全てが仏になることが真言密教の教えであり、物に魂が宿るということも宗教としてごく当たり前に捉えているのです。

詳しい内容は…付喪神とは