掃除で悟ったシュリハンドク

お釈迦様は自ら相当に苦労されて悟りを得た方なので、仏弟子の育成に関しては相手を見るという意味で大変に素晴らしい指導をされたものだと感心致します。

釈迦の十大弟子の一人であるシュリハンドクは生まれつき、何をするにも覚えが悪くて失敗ばかりしていましたが、ある時釈迦の弟子入りをして修行しても何も覚えられず、自分の名前さえも覚えられなかったことから毎日嘆き悲しんでいると、その姿をみた釈迦は一本の箒と「塵をのぞく、垢をのぞく」という言葉を授けてこれを忠実に実践するように諭したところ、20数年に亘って掃除を続け、阿羅漢という悟りに達したそうです。

祓う事と清める事は共に大切な行であり、神道や山伏でもその意義を重んじます。

参考記事…掃除で悟った仏弟子チューダ・パンタカ、しゅりはんどく

私達の心の垢を落とすという事がどの宗教でも共通した行であり、釈迦はそのことを大変に分かり易く説いてくださったのです。