只今毘沙門堂の改葬中です。
高野山真言宗やすらか庵の毘沙門堂は修行のための道場として使われていますが、3畳ほどのスペースで窓もなく狭かったので、拡張すべく工事に取り掛かりました。
完成すれば20畳ほどの広さになりますので、広くて明るい道場になるはずで御座います。
今は新型コロナの先行きが見えない混乱の時代ですので、こういう時代だからこそ家族神としての毘沙門天信仰が必要であり、災い転じて福となす信仰が必要なのです。
毘沙門天信仰は家庭や職場の中で実践する信仰であり、他を幸せにすることによって自らも幸せになれるのですから、私共がこのようにして毘沙門堂を改装して道場として機能させることに毘沙門様は喜んで頂いているのではないかと思います。
私達は仏道の高尚な教えを聞かされても生活の中で実践出来なかったら絵に描いた餅であり、実践出来る教えこそが今の時代に求められているのです。
少しずつではありますが、完成に向けて精進して参ります。