
海の散骨は所有する船舶やすらか丸で沖合に出航して散骨し、森の散骨は所有するやすらかの森にて散骨を行います。
我が国では昭和初期以前までは死者の葬送の方法として土葬が主流でしたので、亡くなった人が出ると墓地の空いた場所に穴を掘り、土中に埋葬することで長い年月をかけて土に還っていたのですから、今で言うところの自然葬だった訳です。
ところが土葬は埋葬のための広い場所が必要だったこと、伝染病で亡くなった人の病原菌の拡散防止、地下水の汚染防止のためなどの理由によって昭和の時代になって徐々に廃止されて火葬に替わり、今では99%以上の自治体で火葬となっています。
今でも山間部や離島などのごく一部の地域で火葬場に行くことが困難な地域に限り土葬が認められていますが、例外的な措置であります。
現代のお墓は墓地として埋葬が認められていますが、荼毘に付した死者の遺骨を納めた骨壺を納骨室に安置することが埋葬ということになっていますので、このような方法では何時まで経っても永遠に土に還ることはありません。
そのことに気が付いた人で、自然に還りたい、土に還りたいと思う人が利用されるのが森の散骨です。
墓じまいしたお墓で眠っていた遺骨を森の散骨にする機会も増えてきました。
森の散骨では亡き人の遺骨を手作業で粉骨したものを森の木の周辺に散布しますが、亡き人をお送りするために読経供養致します。

