戒名は亡き人に対するプレゼント

亡き人に対して高くて立派な戒名を貰ったからといって極楽浄土に行けるということはありませんし、戒名を貰わなかったからといって地獄に堕ちるようなこともありません。

では何故戒名を貰って位牌を作るのでしょうか、それは親もまたその親も貰っているからという単純な理由や、先祖からそうしていたからという単純な理由でも無いはずです。

宗教には自分が進行する宗教と、家に伝わっている宗教とがありますが、後者の方は家の宗教とも言って、代々受け継がれているから、死後は皆同じ所に行ったと見るべきでしょうけれど、寺院の和尚が来て勝手に戒名をつけたからというのが正解なのかもしれません。

亡き人に対して本当にお世話になった、居てくれて有難かったと思う気持ちがあれば、亡くなったときでも何かして差し上げたいと思うもので、その気持ちこそが供養の気持ちであり、亡き人の戒名が付いた位牌を持ち続けて手を合わせることで亡き人との心の交流が出来る物が位牌なのです。

ですから特別に高価なものでなくても構いませんし、亡き人との心の交流を持ちたいという気持ちこそが最も大切なことなのです。